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子供の練習の付き添い方

・練習してほしいのになかなか思うように練習してくれない。

・本当にピアノが好きなら自分からピアノに向かうはず!

・なんとなくピアノを習い始めたけど、子供とどう接していけばいいのかわからない。

とお悩みの保護者さまも多いと思います。今回は子供が練習するようになる方法をお伝えしていきますね。

①ピアノを習うということ

まずは知るところからですね!習い事は大きく2種類に分けられます。決められた日にお教室等に通ってその場で学ぶもの、決められた日以外にも毎日家庭学習(練習)が必要なもの。ピアノは後者にあたります。私の知る限りでは、自分からすすんで練習する子はほとんどいません。特に未就学~小学校低学年の間はご家族のサポートが必要になることが多いでしょう。それでも、少しずつでも自分からピアノに向かえるようになる方法をお伝えいたします!

②子供の気持ちを理解する

ピアノを弾くということは、楽譜を読んで、音符やリズム、音色などを考えながら打鍵して、出た音を聴いて、また読んで…の繰り返しです。どのプロセスも誰からも手伝ってもらえないので、しっかりと自分と向き合わなければなりません。幼いうちから始めることの多いピアノですが、自分と向き合うのって大人でも簡単ではないですよね。

「できるようになりたい、でも練習ってちょっと寂しい」

「音符ってどれもそっくりで違いがわからない。でも先生にも家族にも言えない」

「曲が長くなってきてどこから手を付けていいかわからない」

「間違えるのがイヤ!」

「アニメの続きが気になる」

「おなかがすいた」

「ねむい」

子供が練習を渋る理由は実は些細なことが多いです。大人が「そんなこと?」と思うようなケースも多々あります。ついつい大人は「さぼりたいのかな」と思ってしまいがちですが、もう一歩子供の気持ちを掘り下げていくと接し方が見えてきませんか?

③子供が練習するようになる方法

●リビングにピアノを置きましょう

住宅事情等で難しい場合もあると思いますが、なるべくママやパパの姿が見えるリビングなどにピアノを置きましょう。近くに居てくれている、聴いてくれているとわかっているだけでも子供は安心するものです。

●練習するタイミングを決めましょう

毎日お風呂に入って歯磨きするのと同じように、生活の一部として取り入れてしまうのが一番無理なく継続できる方法だと思います。これまでの生活リズムを変えることになるので、慣れるまでの間はご家族のご負担もあるかもしれませんが、今まで何をしていた時間を練習に充てるのか、テレビやゲームを途中でやめるのがイヤだったらその前後どちらに練習するのか、集中しやすい時間帯は何時ころかなど、子供と一緒に考えて決めると良いと思います。いきなり毎日が難しければ曜日を決めるのも良いでしょう。ママやパパはその時間が近づく頃に声掛けをしましょう。

●その日の練習のゴールを決める

やみくもに「練習しなさい」と言うと子供は練習嫌いになる一方です。練習の仕方がわからなくて躊躇している可能性もありますし、「練習」という言葉には何かアスリートの「特訓」のようなイメージがありませんか?子供もそんな風に漠然と「大変なこと」と捉えているかもしれません。

その日の練習のゴールとして「今日はこの段を左右3回ずつ弾いたら終わりにしようか」など、その子にとって少しの頑張りで達成できそうな課題を決めて声掛けをしましょう。その結果上手に弾けていてもそうでなくても、「集中できたね」「今日も練習できたね」など、ゴールできた頑張りを認めてあげましょう。ピアノを始めたばかりの子の場合、早ければ10分程度で終わりますので、練習嫌いなお子さんでもピアノの練習に対するハードルが少しずつ下がっていきます。

④最後に

ピアノの練習は毎日少しずつでも継続したほうが無理なく上達しますし、上達すれば本人のモチベーションアップにもつながります。逆に週に1度長時間練習したとしても負担が大きいうえ、翌週にはほとんどのことを忘れてしまっています。そしてなかなか上達しないことにモチベーションが下がりピアノをやめてしまうこともあるでしょう。

うちの子向いてないのかしら・・と思ったら、まずは上記のことを試してみてくださいね♪

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